関西Ruby会議08に参加した。
去年の関西圏の地域Ruby会議で開催されていた、大阪Ruby会議04とはまたテイストの異なるタイムテーブルの回でした。
個人的には、松田さんが自身で「怪文書」と称しているトークは、発表そのものも登壇概要に記されている通りのトークでよかったです。
. @a_matsuda が「怪文書」と称するトークの確認をしに先斗町の奥地の演舞場まで足を運んできたのだった。 #kanrk08 pic.twitter.com/EY4nMtc1bn
— Koichi ITO (@koic) 2025年6月28日
「地域Ruby会議はこういうのでいいんだよ」といったメッセージ含みなのと、「京都」という開催地をリスペクトしたコンテンツを入れつつ、松田さんが話すことでよりメッセージ性が強く感じられたトークだった。
廊下では金子さんに「ふくろう本」を販売してもらったり、かわかみさんから「フィヨブーファンブック」をご恵贈いただいたりしていた (ありがとうございます!) 。
クロージングでの次回の開催地域の発表が、実はまだ決めていなくてダーツで選ぶという試みは面白かったし、歌舞練場での最後のコンテンツとして面白かった。次回開催地として当たった滋賀県は、記憶の限りだと地域Ruby会議が開催されたことがなかったと思うので、そういった面でも新たなステージで「関西Ruby会議」が続いていくエンディングでよかったと思う。
翌日は叡電LTがあったので、この日の懇親会はセーブする予定だったことから、前夜祭とその2次会などで結構飲んでいたけれど、とりわけモリスさんたちとの LLM の学習の計算リソースの話から、行き着くインフラとしてのデータセンター、発電所、変電所を持つパワーがあるかどうかというのは、あの顔ぶれでないと出てこないような話題でとても面白かった。
また、京都という開催地自体が、ところどころ「RubyKaigi 2016」のときの記憶が重なって、Rubyist にとっても史跡がたくさんある町になっている面でも趣きのあるカンファレンスでした。
楽しかったです。ありがとうございました。