Rubyセミナー大阪に参加した

Rubyセミナー大阪に参加した。ちょうど翌日の関西Ruby会議08への移動があったので、その流れとなった。

www.ruby.or.jp

まつもとさんの話は、RubyKaigi 2025 の再演かと思いきや、割と早い段階で現在の AI ツールを色々と試してみた感想となっていて、まつもとさんが楽しそうにコーディングエージェントを使った感想を話している姿を見れてよかった。質疑応答では、「Ruby に AI 時代を考慮した何らかの言語デザインを加える構想」の有無を質問させてもらって、現段階ではない。また、「LLM に対して Ruby として型を言語デザインとして意識するようなこと」についての質問を加えてさせてもらったところ、「将来の AI の発展によって、型の記述の有無が生成への差として現れることが減っていくであろうという推測を背景に入れつつ、Ruby の型へのスタンスは現状のまま」というのは Ruby という言語の在り方として一貫性のあるお話でした。

咳さんと深谷さんの話は、25年のエクストリームプログラミング (XP) の話で、ひとつのプロダクトで四半世紀続けられているというのは本当にすごいこと。他に聞いたことがなくて、地球上で唯一無二なのではと思っている。いくつか印象深かったことがある中で、25年間の機能が右肩上がりに上がりつつ、バグがある程度の一定量で抑えられている図は、忍者式テストの有用性を示していてすごいことだと思った。右肩上がりのグラフも25年間で見れば一直線に見えるものの、実際は小さなデコボコになっており、拡大するとイテレーション期間それぞれでのストーリーがあるんだろうなと思って、プロジェクトでの営みを深読みできるグラフだった。そのあたりは、どことなく「チームかくたに」のバーンダウンチャートに通じる深読みができるグラフだったように思う。また「チームが心配できる容量には限りがある」という話も印象的で、特に心配できる容量を個人ではなくチームとしているあたりが、「あのチーム」っぽさあると思って聞いていました。

あと、忍者式テストのサイトができていてすごい。

ninja-testing.com

この週は出張でばたついていたこともあり、参加の確定をギリギリまで延ばしていたものの、参加してよかったです。