エンジニアリングマネージャー研修を社内開催した

勤務先の 岡島 CTO から社内の組織としてエンジニアリングマネージャー (の考え方や役割) を増やしたいという話を受けて、セミナーを設計して開催しました。勤務先で自分が所属しているのは Ruby x Agile をビジネスの中核にしている部署ですが、今回はクラウド x Agile や組み込み、金融 DX などといった自分とは別の部署からの参加者ということで、事業部ごとに異なる事業テーマと事業課題に合わせて向き合えるよう、異文化交流を前提にデザインしてみたものです。公開版のスライドは以下 (ハンズオンのナビゲーションを中心に15枚くらいオリジナルからスライドを削っています) 。

マネジメントに関しては一方通行の座学で聞くよりも、当事者自身で考えた方が持ち帰ってもらえるものが多いと思ったので、ハンズオン形式での開催にしています。ちょうど XP 祭り 2022 での発表 が、エンジニアリングマネージャーとして考えてきたことを整理する機会になっていたので、思考トレースを反映した流れで組んだものになっています。本編では「something else = 事業課題 - 事業マネージャー」という公式で導出した隙間をどのように埋めるか考えるきっかけを作ると同時に、事業メンバーとの 1on1 からの導出はそれぞれに持ち帰ってもらうという締め括りにしています。

事業を少しづつ良くしていくという考え方を伝えられたんじゃないかなと思うのと、自分としても事業ごとのメンバーの考え方を知る良い機会になりました。