vscode-rubocop 0.6.0 をリリースしました。rubocop -A
相当の安全でないオートコレクトのトリガー実行を可能にしています。
vscode-rubocop を使う際に、editor.formatOnSave
を有効にしてファイル保存時のオートコレクトは rubocop -a
で安全に行い、安全でないオートコレクトは意図的に LSP から rubocop -A
としてトリガー実行するといった使い方が想定ケースです。以下のように F1 キーからのコマンドパレットから選択してトリガーできます。
要件としては rubocop.formatAutocorrectsAll
実行コマンドを LSP サーバーに追加した RuboCop 1.56.0 以上が必要です。つまり RuboCop を 1.56 以上にアップグレードしてください。
実は vscode-rubocop 0.3.0 で editor.formatOnSave
によるオートコレクトを安全かそうでないかを設定できる ようにしているのですが、常に安全なオートコレクトのみ、あるいは常に安全でないオートコレクトのみが保存時に連動するよりも、保存時のオートコレクト連動と意図的なオートコレクトのトリガーをわけて使う考え方もあるだろうという機能です。
作り込み過ぎかもしれないなあと思いながらも、rubocop -a
と rubocop -A
に関連する安全性については度々イシューに上がるので提供しておくことにしました。