RuboCop Faker 1.0 をリリースした

Faker::Base.unique メソッドが使われている際の false negative に対応した RuboCop Faker 1.0 をリリースした。

rubygems.org

もともと Faker 1 系から Faker 2 系へのインタフェースマイグレーションをゴールとした Gem で API としては安定していたので、今回のリリースを期にメジャーバージョン 1.0 を付与した。

今回は以下のイシューに Real world ユースケースが示されており、以下のような Fake::Base.unique が使われていた場合に false negative があった。

github.com

public_key { Faker::Lorem.unique.characters(255) }

これはユニーク値を生成する形で以下の API が呼び出されている (実装には method_missing が使われている) 。

Faker::Lorem.characters(255)

今回のリリースで RuboCop Faker でサポートしているひととおりの Faker のメソッドに対して unique が使われているときも検知できるように対応している。