勤務先で『ソフトウェア職人気質』の書籍紹介をした

勤務先のおすすめ書籍の紹介イベントで、『ソフトウェア職人気質』を題材にした話をした。

当日のスライドは以下。

『ソフトウェア職人気質』は『エクストリームプログラミング』の第一版 (たぶん 2023 年現在の世間で広まっていない方) のような、ゼロ年代に台頭していた尖った書籍のうちの一冊。書籍そのものの内容というよりは、その内容と現実世界の仕事とのリンクについて取り上げなどしていた。 発表の話としては前半パートと後半パートで分かれていて、前半パートは自分の前の発表者だった @fkino と話していることが色々と被っていて、なんなら自分の 5 ページ目のスライドはだいたい同じデザイン構成で「示し合わせもなく、なんだこれ?w」展開で面白かった。

後半はいま話題の GPT に関連する話としていて、GPT との共生への展望みたいなことを書いているものの、本編では時間が足りず結構端折って話していた。

個人的には今後パラダイムシフトが起きるとしても、いまの仕事で行っている熟練度がゼロリセットされるものではないと見ているので『ソフトウェア職人』として研鑽していきましょうという感じで締めくくり。アジャイルマニフェストには署名がないものの、XP のシリーズ書籍の著者のひとりであるピート・マクブリーンさんのソフトウェア開発への考え方について、知られる機会になっているといいなあと思っている。