『プログラミング言語Rust入門』を読んだ

AmazonKindle Unlimited で読めたので『プログラミング言語Rust入門』を読んでみた。いまのところ Kindle Unlimited で読める唯一の Rust 本っぽい。

書評にもあるように、誤字脱字やコーディングのコピペミス、用語ミスなどが多々あって、レビューが一度でもあればかなりブラッシュアップできたのでは、、、というものだった。また、クロージャの章に出てきた参照の参照の引数など、ここにこそ説明が欲しかったところなんかで、説明が割愛されていたのが惜しいところだった。

なので、これから読んでみようという人は、以下の The Rust Programming Language (The Book) や Rust By Example なんかを一読して基礎知識を付けた2冊目としてみるのが良さそうです (つまり、自分は The Book なんかを先に読んでいた) 。

一方で、Rust での Web やデータベース、並列処理、FFI の基本を crates.io のクレートを交えて説明されているので、言語仕様の先の活用を示した入門として分かり易かったのと、move と借用をポインタで確認する「付録A」はよかったです。

Rust 2021 に対応した『プログラミングRust 第2版』はいま読んでいるところだけれど The Book と類型の書籍ということもあって、『プログラミング言語Rust入門』ではそれらとは異なるエコシステム観点の後半が特に楽しめました。