日本時間の明け方に Rails 5.2.0.beta のリリースにあわせた形で yahonda さんが activerecord-oracle_enhanced-adapter 5.2.0.beta1 をリリースしてくれていた。いつもありがとうございます。
これまで Oracle enhanced Adapter 1.7 系が Rails 5.0 系、 Oracle enhanced Adapter 1.8 系が Rails 5.1 系に対応といったバージョニングだったが、今回から Rails とバージョニングを合わせた形になるため 5.2 系となる。
自分自身が Rails 5.2 へのアップグレード準備を始める気になったタイミングであるので、Oracle enhanced Adapter を使った Rails 5 アップグレードの際に TIMESTAMP
型への移行を行なっていないような人へのコメント。
activerecord-oracle_enhanced-adapter-monky_patch_755 を使って、スキーマ移行を後回しにしている人がいるようであれば、私がこの monkey patch gem の Rails 5.2 対応をやる可能性は半分くらい (そろそろ upstream の純正で使いたい) 。
もし TIMESTAMP
型への移行のため、おびただしい数の change_column
をマイグレーションファイルに書く必要があるということで避けているケースであれば、拙作の Screamers というのを使うことができる (かもしれない) 。自分としてはこちらが正着。
- Gemfile (あるいは gems.rb) の
development
グループにgem 'screamers'
と記してbundle install
する。もし oracle-enhanced-monky_patch_755 を使っているようであればbundle install
の前に Gemfile から外しておく bin/rails g screamers:migration date datetime
を実行するbin/rails db/migrate
を実行する
あとは git へのコミットやテストの実行などしてオールグリーンを目指すあたりは各アプリケーションがんばりましょうといった感じ。