Rails Developers Meetup 2018: Day 1 で講演した

昨年末くらいに主催の平野さんからお声掛け頂いていた Rails Developers Meetup 2018: Day 1 で講演した。

techplay.jp

当日のスライドは以下。

speakerdeck.com

以下はスライドに記載していないことを少し補足。

まずは会場や懇親会での質問にあったことのうち、コミットと PR が 1 対 1 にならないケースについて。

基本的に、いちコミットメッセージを記す内容は PR に紐づくコミットが1つでも複数でも変わらない。PR にする際に、中心となるコミットのコミットメッセージを元にそのほかのコミットメッセージの情報を付与する形をとっている。すべてのコミットに重要な意味のあるメッセージがあることの方が経験上は稀有 (その場合は PR を分ける方ことを考慮した方が良いケースだろう) なのでこの方針でだいたいやっていると思う。

また、コミットメッセージ1行目についてスライド中では「What」「How」という単語を使って言及しているけれど、以下の kamipo さんのツイートにあるとおり「やったこと」より「解決したこと」の方が表現として馴染む気がするので、スライドを見て実践する際には合わせて見てもらえると理解確認が深くなるかなと思ったりしている。

最後、スライドの最初に mtsmfm の PR を例に出した意図を思い出したので書き残しておくと、当日の質問にあったようにいきなりそこに辿り着くのは難しいし、毎回そういったコミットメッセージになるものではないが、上手い酒を知らないと酒の良し悪しが分からないように、上手いコミットを知ってそことの距離を知るのは大事だと思っているので理想とのリトマス紙としても良いかなと思っている。

そのほかのコミットメッセージまわりについてテキストに起こすとキリと時間がないこともあり、勤務先の Rails/OSS パッチ会に来てもらえれば話したりできるので興味があればお気軽に。次回は4/2(月)です。

blog.agile.esm.co.jp

また、勤務先に関わるプライベートリポジトリ関連のオープンになっていないコミットメッセージに興味があれば、以下のサイトからエントリをお気軽に。

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