vanish 0.1.0 をリリースした

ファイルの先頭や最後の空白行、あるいは行末なんかの空白を消す Gem を作った。

github.com

また、POSIX におけるテキストファイルの定義に合わせてファイルの最後に改行を入れるようにもする (警告がある場合は GitHub のコード diff のファイルの最後に赤丸で出てくるアレ) 。

hiroakiuno.hatenablog.com

例えば Emacs なんかだと whitespace-mode を使ったテキストエディタの方の設定で対応しておくべきことではあるが、既存のリポジトリに対して一気にクリーニングしたいときなどに使えると思う。

コード中に現れるようにこの Gem はコードネーム Vanishing Vision という名前で作っていて、Hide の命日でもある5月2日にリリースという運びにしていたのだった。

Rails 5.1リリースと今後のOracle enhanced adapterの計画

Rails 5.1 がリリースされて世界的に本格的なバージョンアップがはじまったと思う。

weblog.rubyonrails.org

ここでは yahonda さんによる本日付けの Oracle enhanced adapter の Google グループへの投稿による今後の Oracle enhanced adapter の計画について。

Rails 5.2 向きには Oracle enhanced adapter 1.9 と “nextval” 2.0 の2つのバージョンが用意される。今後の機能セットのエンハンスは “nextval” 2.0 が中心になる。注意点としては 1.9 までは Oracle 12cR1 以下もサポートされることに対して、2.0 は Oracle 12cR2 以上がサポート対象となる。

つまり次のバージョン 1.9 は Oracle 11g など古い Oracle がサポートされる最後のバージョンとなるとのこと。アプリケーションとしても、いわゆる移行計画が必要になると思う。

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個人的な所感としては Oracle 12cR2 以上を使っているのであれば、Rails 5.2 では Oracle enhanced adapter 1.9 をスキップして “nextval” 2.0 を使うことを視野に入れると良さそう。

その後の Rails 5.3 あるいは Rails 6.0 は、"nextval" 2.0 以降でサポートされて行く。詳しくは Google グループへの投稿まで。

gtm_rails 0.5.0をリリースした

config/google_tag_manager.yml の設定値を組み込んだ JavaScript を展開する際に、エスケープまわりでエンバグしていた 0.4.0 に対する不具合修正が入ってます。0.4.0 は yank を考えているくらいに使い物にならないので、使っている人がいれば 0.5.0 に乗り換えてください。