Rails 5.1 がリリースされて世界的に本格的なバージョンアップがはじまったと思う。
ここでは yahonda さんによる本日付けの Oracle enhanced adapter の Google グループへの投稿による今後の Oracle enhanced adapter の計画について。
Rails 5.2 向きには Oracle enhanced adapter 1.9 と “nextval” 2.0 の2つのバージョンが用意される。今後の機能セットのエンハンスは “nextval” 2.0 が中心になる。注意点としては 1.9 までは Oracle 12cR1 以下もサポートされることに対して、2.0 は Oracle 12cR2 以上がサポート対象となる。
つまり次のバージョン 1.9 は Oracle 11g など古い Oracle がサポートされる最後のバージョンとなるとのこと。アプリケーションとしても、いわゆる移行計画が必要になると思う。
個人的な所感としては Oracle 12cR2 以上を使っているのであれば、Rails 5.2 では Oracle enhanced adapter 1.9 をスキップして “nextval” 2.0 を使うことを視野に入れると良さそう。
その後の Rails 5.3 あるいは Rails 6.0 は、"nextval" 2.0 以降でサポートされて行く。詳しくは Google グループへの投稿まで。