Oracle enhanced adapter 1.8.0.rc3 リリース

一週間くらい前のこと gemspec ファイルを整理した際に、必要なファイルを gem に含み忘れていたのが 1.8.0.rc2 で、今回の 1.8.0.rc3 はそのバグフィックスが含まれています。yahonda さんリリースありがとうございました。

oracle-enhanced の Google フォーラムの情報として、1.8.0.rc3 に対してよほどの問題レポートがない限り、ASAP な雰囲気である Rails 5.1.0 のリリースにあわせる形で Oracle enhanced adapter 1.8.0 の正式リリースもされます。

gtm_rails 0.4.0をリリースした

gtm_rails 0.4.0をリリースした。

github.com

主な変更点は google_tag_manager メソッドを削除した点。これは以前リリースした 0.3.1 で非推奨警告を出すようにしていたもの。

この変更を行なうまでの開発の流れを覚えている範囲で書いておく。

  • もともと google-tag-manager-rails という Gem を使っていた
  • コンテナ ID をフューチャーごとに設定できなかったので、そういった機能を持ったオルタナティブとしてこの Gem を作ったのがはじまり。最初は multiple-google-tag-manager-rails 的な Gem 名を考えていたくらい。
  • ヘルパーメソッドとしては互換を持つように google_tag_manager というメソッド名を付けていた
  • Google Tag Manager の Quick Start を改めて見ると、Google Tag Manager に関するタグの設置箇所が2箇所ある

ということで、設定する2箇所にそれぞれ google_tag_manager_script_tag メソッドと google_tag_manager_noscript_tag メソッドを使うことで、Google Tag Manager のドキュメントにあわせた作りにするのが良いという考えを反映した形になる。それに伴い、それぞれのメソッドが一体になっていた google_tag_manager メソッドを消したのが今回のリリースとなる。

あと、究極的には文字列操作が主体の Gem ということから、frozen string literal を有効にしたというのが主な変更点となる。

新卒教育での2周目のRailsチュートリアル

入社前に1周終わらせてきたということで、少しやることをプラスして2周目に入ってもらっている。Railsチュートリアルの周回まわりの効能については、akiinyo のエントリを参照。

今回2周目ということで、本編プラスαとして伝えていることの大枠。

  • Travis CI や CircleCI などの CI サービスと連携する
  • テストコードを RSpec で書いてみる
  • GitHub への PR を出して CI をパスするようにする
  • 新卒2人がそれぞれで進めているので、一方がレビューしてマージする
  • この過程で開発環境を整備しているものを dotfiles で GitHub 管理する
  • Idobata にフィードを流すなどやってみても良さそう

進行具合をみて工夫できそうな点があれば、一緒に考えて見直しを入れて行きたい。