gtm_rails 0.4.0をリリースした。
主な変更点は google_tag_manager
メソッドを削除した点。これは以前リリースした 0.3.1 で非推奨警告を出すようにしていたもの。
この変更を行なうまでの開発の流れを覚えている範囲で書いておく。
- もともと google-tag-manager-rails という Gem を使っていた
- コンテナ ID をフューチャーごとに設定できなかったので、そういった機能を持ったオルタナティブとしてこの Gem を作ったのがはじまり。最初は multiple-google-tag-manager-rails 的な Gem 名を考えていたくらい。
- ヘルパーメソッドとしては互換を持つように
google_tag_manager
というメソッド名を付けていた - Google Tag Manager の Quick Start を改めて見ると、Google Tag Manager に関するタグの設置箇所が2箇所ある
ということで、設定する2箇所にそれぞれ google_tag_manager_script_tag
メソッドと google_tag_manager_noscript_tag
メソッドを使うことで、Google Tag Manager のドキュメントにあわせた作りにするのが良いという考えを反映した形になる。それに伴い、それぞれのメソッドが一体になっていた google_tag_manager
メソッドを消したのが今回のリリースとなる。
あと、究極的には文字列操作が主体の Gem ということから、frozen string literal を有効にしたというのが主な変更点となる。