Code Climate が RuboCop 0.63 対応したので PR を開いてかみぽさんにフォローコメントをもらって即日マージしてもらっていた。ありがとうございました。
oracle-enhanced-monky_patch_755 (1.0.0) をリリースした
Railsdm 2018 のスポンサー申し込みをした
勤務先の Railsdm 2018 のスポンサー申し込みをしていたりした。あとは富山と金沢から出張していた同僚と近所の山ちゃんで (新幹線の) 電車時刻までの40分一本勝負飲み会をしていた。
activerecord-oracle_enhanced-adapter-monky_patch_755 を開発終了する
TL;DR としては Rails 5.2 からは純正の Active Record Oracle enhanced adapter を使いましょうといったもの。
Active Record Oracle enhanced adapter の Rails 4.2 から Rails 5.0 への変更で要されるスキーマの DATE
型を TIMESTAMP
型にマイグレーションを要することなく、Rails 5.0 / Rails 5.1 を動かせるようにする activerecord-oracle_enhanced-adapter-monky_patch_755 という Gem の開発を終了する。
端的にいうと Rails 5.2 以降の対応はしないことにした。これは自分が困っていたスキーママイグレーションの問題について、スキーマ変更して解決して困らなくなったため。
Oracle database への知見としては相当数ある DATE
型から TIMESTAMP
型へのマイグレーション時間について懸念していたが、すぐ終わるものだったのでサクッとしておくと良い。この辺り相談に乗ってくれた Active Record Oracle enhanced adapter メンテナーで Oracle ACE の yahonda さんありがとうございました。
当該 Gem については、この後に依存 Gem のバージョニングを制限して README に EOL の旨を示し最後のリリースをして終わりになる見込み。
かなりニッチな要件なので利用者はいないものと思っているが、Rails 5.2 からは純正の Active Record Oracle enhanced adapter を使うようスキーマを対応するか Forked gem するかなどでよろしくお願いします。
渋谷.rb[:20190116]
Ginza.rb 第67回
『Ginza.rb 第67回 そろそろAction TextとAction Mailboxをみておこう』に行った。会場は東銀座のメドピアさん。
イントロダクション芸人の y-yagi さんが Rails 6.0 で追加される Action Text と Action Mailbox というふたつのフレームワークを紹介してくれる流れだった。
コンテンツについてはスライドが公開されることを割愛。
2019年1月16日追記: y-yagi さんのスライド (Gist) の URL を以下に追記しました。
https://gist.github.com/y-yagi/25171f5b6bb24d320ee69517fa7fdebf
それぞれの使い所の勘所や設計のアウトラインを整理して伝えてもらえて、特に Action Mailbox への知見を増やすことができてありがたかったです。
いずれも Active Storage に依存した作りになっており、Rails 5.2 での Active Storage がこれらの布石でもあったということが感じられた回だったということと、Rails 6.0 Beta 1 が ASAP でリリースされそうなタイミングになっていたということを知れたので、ざっくりとアプリケーションに適用するスパイクを進める頃合いが近くなってきた感触を得ることができました。
お仕事へのアクションにも繋がる面白いテーマでした。ありがとうございました。
新元号に関するアプリケーションレイヤーの単純調査
先日の表参道.rb #42で話した U+32FF のコードポイントの続き。
㍻
や 平成
(若干の偽陽性を許容しつつも念のため例えば /平[[:space:]]*成/
なんかのパターンマッチでも良いかもしれない) の文字列がアプリケーションに存在していないか単純な事前調査の初手として grep しておくと良いと思う。
昭和から平成になったおよそ30年くらい前はコンピュータが現代みたいに普及していないこともあり、現代規模における Web システムの元号対応は前例がないと思っていて、ビューでの入力や特定文字コードに対する特殊対応など意外とヒットする可能性がなくはないアプリケーションもあると思うのでやっておいて損はないと思う。