RuboCop JP の Issue のひとつをやってみた

RuboCop JP の Issue をざっと見て、やってみようという Issue があったので対応したりしてみた。ちなみに RuboCop JA の Issue は、pocke さんによる Issue 解決への実装の難易度も記されていて面白い。

github.com

今回の Issue は、今年の RubyKaigi 2017 のときに pocke さんに相談していた Lint/UnneededRequireStatement cop の実装で行なっていた TargetRubyVersion に関するテストの復習にもなると思いながらやっていた。

PR を出す際に OSS Gate のときの悩みでもあった、日本語の Issue から upstream に直接リンクすると、バックリンクが日本語になって upstream の人が ??? とならないか気になる問題で直接のリンクを貼っていない PR は以下。

github.com

RuboCop の CI から rbx-3 を落とした

長らくメンテナンスされる気配がなかったようなので、Travis CI から落とす PR を出してマージされた。少しばかり CI の結果が早くなったり、pending からキューイングされるのが速くなるのではと思う。

github.com

rbx-3 へのサポートをしようという人はいるかもしれないので、この PR では Travis CI からドロップしただけに留まっている。

RuboCop JP の Organization に招待頂いた

pocke さんが講演された表参道.rb あたりで話題に上がっていた RuboCop JP が作れらていて、Organization に招待頂いていた。

github.com

まだすべての Issue に目を通せていないながらも、onk の登録した Issue が日本っぽくてなるほどと思ったりしていた。

github.com

趣旨などは発起人の pocke さんの日記をご覧ください。

pocke.hatenablog.com

Rails / OSS パッチ会 2017年11月の続き

昨日のパッチ会後の懇親会でも Frozen string literal について、Ruby 3 でデフォルトになるか決定していないという状況の確認を得ることができたので、表現が気になっていた RuboCop のドキュメントに軽微ながらもパッチを送っていたりした。

github.com

たびたび Ruby 3 で Frozen string literal がデフォルトになることが既定路線みたいな話を見聞きすることがあるので、パッチそれ自体がどうというより未決であることを周知する意味合いとしての PR となる。

Rails / OSS パッチ会 2017年11月

外部から何人かの方が参加してくれて、RailsRuby 2.5, JRuby, Rubinius といった処理系への現状の知見の共有ができたりして良かったです。

agile.esm.co.jp

y-yagi さんをはじめ皆さん何らかの PR を出していたようで、パッチ会になっていたのも何というかさすがでした。

次回のパッチは 12月14日 (木) です。

JRuby 9.1.14.0がリリースされてた

朝起きたら JRuby 9.1.14.0 がリリースされてた。ruby-build にはパッチを送って即マージしてもらえている一方で、RVM の方も PR は出しているものの実際のところ WIP の状態。

理由は JRuby のダウンロード URL が変わったことによる。

Piotr さんが見てくれているけれど、新 URL に移動したファイルのハッシュ値が変わってたり、新しい URL に対象のファイルがなかったりと RVM すなわち Travis CI で JRuby 9.1.14.0 が使えるようになるのはもう少し先になると思う。

github.com

ruby-build はパッケージごとにダウンロード URL をフルパスで指定するようになっていた一方で、RVM は JRuby なら JRuby 全体でダウンロードのサーバー値が共有されているので今回の変更に対する影響が大きいのであった。

1回休み

年次休暇がけっこう残っているので、有給をとってパッチを書いたりしていた。実際に PR したのは翌日だけれど、主に書いていた RuboCop へのパッチ。

github.com

パーセント記法の細かい動きについて知ることができた。