インタラクティブ プレゼンテーション パターンズを再読した

Kaigi on Rails STAY HOME Edition で登壇した動画が公開された。公開作業ありがとうございます。

www.youtube.com

Kaigi on Rails への登壇自体の話は以前書いたエントリに譲り、今回はプレゼンに関する『インタラクティブ プレゼンテーション パターンズ (2004年) 』 (通称イプパタ) という文献を思い出したので、良い機会なので少し書き残しておきます。Web 資料としては以下から辿れます。

objectclub.jp

紹介されているパターンのうち、自分のプレゼンスタイルに取り入れているものもあれば取り入れていないものもあるけれど、全体的にプレゼンへの考え方として結構な影響を受けていたりする。

インタラクティブ プレゼンテーション パターンズ』にある『その場修正』といったパターンに対しては『直前までの作り込み』といった派生系を、イプパタ以降のテックカンファレンスで発見 (ハッチング) している。『その場修正』が JIT 的な最適化だとすれば『直前までの作り込み』は AOT 的な最適化といったところか。今回の Kaigi on Rails でも自分より前にされていたプレゼンを自分の話の流れに取り入れたりしていた。

イプパタについてプレゼンに対するパターンという視点はいま見ても面白いと思うのと、オンラインカンファレンスならではのプレゼンテーションパターンというのはありそうなので、そういった視点で社会を観察してみても面白いかもしれない。