RuboCop 1.30 で、自動修正する際のオプションである --auto-correct
と --auto-correct-all
は非推奨になり、それぞれ --autocorrect
と --autocorrect-all
になりました。
変更対象のオプション名は long name のみで、short name である -a
と -A
に変更はありません。
まとめると、自動修正に関するオプションは今後以下が正です。
安全な自動修正
rubocop -a
rubocop --autocorrect
安全でない自動修正
rubocop -A
rubocop --autocorrect-all
今回の変更は自動修正に関する用語として混在していた auto-correct と autocorrect を、autocorrect の方に統一することを目的としたものです。
なお、この変更が行われた PR は以下です。
おそらく RuboCop 2.0 あたりで非推奨になったオプションは削除されます。
long name のオプション名を組み込んでいるプログラムはもちろんのこと、書籍やインターネット文献では非推奨になったオプション名を見かけることになると思うため、書き残しておきます。