先日、Haml のプライマリーコミッターである amatsuda のツイートにより、レンダリングの速度が3倍向上したという Haml 5 の beta がリリースされたことを知る。
Dear Haml users, please try our first beta release for haml 5, a major update that'll bring 3x rendering speed-up to your production apps! https://t.co/eAMbiBvIyL
— Akira Matsuda (@a_matsuda) 2017年2月26日
その Haml 5 が RailsAdmin で動かなかったので、昨日の西日暮里.rb の参加者待ちの間に出してた PR が以下。
今日 upstream にマージされたので、以下のような感じで Gemfile に書くと Haml 5.0.0.beta.2 と RailsAdmin の組み合わせで使うことができる。この日記を書いている時点ではこの対応を含んだ RailsAdmin がリリースされていないため、現段階では git
オプションなどでの指定が必要。
gem 'haml', '5.0.0.beta.2' gem 'rails_admin', git: 'https://github.com/sferik/rails_admin', ref: '46cd7ec'
PR で行なったことの知見というか補足として、Haml 5 では ugly オプションがなくなっていることから、そのオプション指定がある場合は以下のログが相当量出ると思う。
Haml::TempleEngine: Option :ugly is invalid
Haml 5 のときには、以下のような設定を使わないようにすればこのログは消える。
Haml::Template.options[:ugly] = true
今回の PR で RailsAdmin の方では、Haml 5 を使った際にこのログは出ないように対応しているつもり。
なお、今回使いたい気持ちが高まる Haml 5 の高速化の中身については、Haml コミッターの k0kubun の記事に詳しい。