1st dRuby 勉強会をやった

気がついたら RubyKaigi の前日なのであった。RubyKaigi 2016 で話される咳さんの発表 の予習として、先輩のありがたい話 リターンズ#1『1st dRuby 勉強会』 というのを勤務先でお昼休みにやってた。

内容としては去年、浜松 Ruby 会議の LT でのスロートーク + ハンズオンの形式。以下がもちいたスライドとコード。

www.slideshare.net

gist.github.com

上記、Gist のコードを用いたハンズオンののち 1st dRuby のコードをざっくり見てもらって、その先として現在の dRuby を読むとコアの部分がどこか知った上で読み進められるので幹と枝の分別がし易くなっておすすめといった、自分がコードリーディングした際の流れなんかも話した。

派生した話として、スレッドとプロセスまわりの話なんかを加味して話したりしたり、Ruby オブジェクトのまま使える一方での dRuby オブジェクトとして留意しておくべき点として値渡しと参照渡しの話なんかをした。

新卒氏には Rails アプリケーションにおけるスレッドセーフの話を追加で行って、Controller のメソッドに self.object_idself.class.object_id をログとして仕込み、アクセスした際の値がどうなるかといった WEB+DB Vol.94 の willnet 先生の記事の補足っぽい話をしていたりした。ついでにプロセス ID とスレッド ID がどうなるかといったことも宿題として伝えておいた。

そんな感じでお昼を過ごした後、午後にもう一仕事して、いまは京都に向かっているところ。