新卒教育での2周目のRailsチュートリアル

入社前に1周終わらせてきたということで、少しやることをプラスして2周目に入ってもらっている。Railsチュートリアルの周回まわりの効能については、akiinyo のエントリを参照。

今回2周目ということで、本編プラスαとして伝えていることの大枠。

  • Travis CI や CircleCI などの CI サービスと連携する
  • テストコードを RSpec で書いてみる
  • GitHub への PR を出して CI をパスするようにする
  • 新卒2人がそれぞれで進めているので、一方がレビューしてマージする
  • この過程で開発環境を整備しているものを dotfiles で GitHub 管理する
  • Idobata にフィードを流すなどやってみても良さそう

進行具合をみて工夫できそうな点があれば、一緒に考えて見直しを入れて行きたい。

渋谷.rb[:20170419]

翌日の Meguro.rb での発表に控えている sue445 さんの発表を聞いたり、oracle-enhanced と AR まわりのコードリーディングをしていたりした。

懇親会では、Rails アプリケーション開発で Spring は速くなった時間よりもハマる時間の方が大きいから真っ先に外すよねという定期ネタや、データベースのタイムゾーンUTC にしてタイムゾーンローカライズRails アプリケーションでといった話や、TokyuRuby会議や福岡Ruby会議など既に予定が公開されている地域 Ruby 会議の話題などなどしていたりした。

Ginza.rb 第46回 🌸

Ginza.rb 第46回 おHanamiをしましょ!ということで、おHanamiに行った🌸

イントロダクション芸人のふたつ名を持つ y-yagi さんによるプレゼンスライド。いつもどおり、とても整理されていて分かりやすくて感謝です。

Hanami について聞いた感想としては、オブジェクト指向設計デザインパターンアーキテクチャパターンが好きな人は萌えるだろうなと思った。実践投入については、I18n やデプロイまわりあたりに弱さがあるよう印象、そのあたりが補填されたらどうなるかなといった感じだった。

2017新卒の配属初日

これから毎日 Git を触ることになるので、主に Git とリポジトリ管理の周辺について話してた。

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主なトピックを箇条書きにするとこんな感じ。

あとは今後6月くらいまでのざっくりガイダンスをしたりしていた。

backport_dig 1.0.0をリリースした

Ruby 2.1 公式サポート終了となり、Ruby 2.2 も来年3月に公式サポート終了の予定ということから backport_dig を 1.0.0 としてリリースしておいた。おそらく最後のリリース。

Ruby 2.3 で追加された dig 族のうち、Hash#dig / Array#dig / OpenStruct#dig の3つは Gem に切り出せたけれど、Struct#dig をネイティブ実装として切り出せていなかったのが 1.0.0 にしていない理由だったが、Ruby 2.2 の EOL が近くなったことからもう手を入れることもないだろうと餞別代わりに (何への?) 1.0.0 という数字を振っておいた。

github.com

gemspec の required_ruby_version で指定しているとおり、Ruby 2.0 / Ruby 2.1 / Ruby 2.2 以外はそもそもインストールできないようにしている。post_install_message にあるとおり Ruby 2.3 以降を使うのがベストです。